iPhone10周年ということで、Appleが本気を出してきたと言われているiPhone X。
iPhone 7 Plusユーザーの自分が、iPhone Xに買い換えるほどの魅力や違いがあるのかどうか個人的に調査しました。
- 全面ディスプレイが魅力的!
- 有機EL(OLED)の発色豊かな表現!
- 本体サイズは小さいめでコンパクト!
- True Toneディスプレイで正しい色を表示!
- Face IDの真新しさを試したい!
- ホームボタン廃止で新鮮な操作!
- インカメラにもポートレートモードが来た!
- 待ってましたワイヤレス充電!!
- iPhone Xの価格
- 予約開始日・発売日
- まとめ
全面ディスプレイが魅力的!
10年に渡って、iPhoneの開発チームが目指してきたというすべてがスクリーンのデバイス。それがいよいよこのタイミングで実現しました。
ベゼルが、デバイスと現実世界との境界を強調してしまっていると考えていたので、全面がスクリーンになることは、非常に歓迎でき、デバイスのあるべき姿だと信じています。
そして、個人的に、早くホームボタンはなくして欲しいと思っていたので、ホームボタンが無いということだけでもすごく魅力的に感じてしまいます。
有機EL(OLED)の発色豊かな表現!
ディスプレイの材料が大きく変化しました。iPhone Xは待望の有機EL(OLED)の採用です。液晶ディスプレイと比べて圧倒的に綺麗だということは周知されながらも、コスト的な問題などでなかなか普及してこなかった有機ELですが、やっとiPhoneにも採用されました。
液晶ディスプレイはそれ自体が発行するわけではなく、後ろ側から光を照射することでディスプレイを光らせますが、有機ELは、それ自体が発光するという特徴があります。
液晶ディスプレイと有機ELとの違いをハッキリ認識できるのは、コントラスト比だそうです。
有機EL採用のiPhone Xはコントラスト比が1000000:1に対して、iPhone 8 Plusは1300:1、iPhone 8は1400:1です。
化け物級の差。おそらく、微妙な色のコントラストなどを忠実に再現してくれるのではと期待します。
一眼レフカメラで風景写真を撮ることが一応趣味なので、自分で撮った写真を有機ELで写して眺めてにやにやしたいです。
iPhone Xのディスプレイのサイズは、5.8インチ!iPhone 7 Plusよりも0.3インチ大きくなっています。
解像度は、2436×1125。
本体サイズは小さいめでコンパクト!
ディスプレイサイズは、iPhone Xが5.8インチでiPhone 7 Plusが5.5インチです。
しかし本体サイズは、iPhone Xの方がiPhone 7 Plusよりも小さい。そして、iPhone XはiPhone 8とほぼ同じ大きさ。ベゼルが無い分、本体サイズが非常にコンパクトになっています。
iPhone 7 Plusは大画面で視認性高く素晴らしいのですが、流石に片手では持ちにくい・・・。
iPhone 8のサイズ感で、iPhone 7 Plusより大きなんディスプレイだなんてすごい!
重さは、ほぼ同じです。
iPhone 7 Plus | iPhone X | |
---|---|---|
高さ | 158.2 mm | 143.6 mm |
幅 | 77.9 mm | 70.9 mm |
厚さ | 7.3 mm | 7.7 mm |
重さ | 188 g | 174 g |
True Toneディスプレイで正しい色を表示!
iPhone X(8も)にはTrue Toneディスプレイが搭載されています。
自然光が当たっている時に、白色に見えたものが、蛍光灯の下では青み掛かって見えたり、ろうそくの光の元では赤みがかって見えたりします。
色の見え方は、環境光によって、変わってしまうのですが、True Toneディスプレイでは、自分がどんな環境にいようが、正しい色で表示してくれます。
ディスプレイ前面上部に付いている環境センサーで、光を分析し、色の表現へフィードバックしています。
これがあれば、どこにいても、自分の撮った写真が、自分が思ったような色で表示されるようになるのではと期待できます。
Face IDの真新しさを試したい!
iPhone Xのみ、Face IDという新しいパスワード解除方法が搭載されています。
Apple開発の深度感知テクノロジーによって、iPhone Xをひと目見るだけで、ロックを解除できるようになります。
指紋認証も十分便利ではありましたが、濡れた手で触ると反応してくれない時がありました。Face IDであれば、解決しそうです。
そんなことよりも、Face IDという新しい技術を試したいという気持ちが大きいです。
メガネかけたり外したりしても大丈夫なのかなとか、どこまで太っても大丈夫なのかなとか色々思い浮かびます。
ホームボタン廃止で新鮮な操作!
ホームボタンが廃止されたことで、直感的なジェスチャーで様々な操作を行うことになります。マンネリ化していた操作感に新たな風を吹き込んでくれるのはすごく楽しくて歓迎できます。
- ホームに戻る:画面の下から1回スワイプ
- マルチタスキング:画面の下からスワイプして止める
- コントロールセンター:画面上から下へスワイプ
- Siri:サイドボタン長押し
- Apple Pay:サイドボタンをダブルクリック
どれも直感的なので、違和感なく直ぐに馴染めそうです。
インカメラにもポートレートモードが来た!
iPhone 7 Plusにはアウトカメラにしかポートレートがありませんでしたが、iPhone Xにはインカメラにもポートレート機能があるので、背景をボカしてセルフィーが可能です。
とはいえ、セルフィーはこの1年一度も使ってないので、自分にはあんまり関係ない機能ですが、iPhoneカメラを使いこなしている人達には待望の機能でしょうね。
待ってましたワイヤレス充電!!
有機ELに、全画面スクリーンに、ワイヤレス充電。考えうる最先端技術を詰め込んできました。
ケーブルをちまちま差し込んで充電するよりは、専用マットやステーションにおいてワイヤレス充電するほうがかっこいいです。憧れます。
でも、ワイヤレス充電しながら寝転んでiPhone使うっていうことは出来ないですよね。
そういう時のことを考えてなのか、Lightning端子は残るそうなので、ケーブルで順デンするシチュエーションとワイヤレスで充電するシチュエーションがありそうです。
ワイヤレス充電の規格は、世界的にスタンダードになっているQi(チー)規格なので、汎用性が高く、充電するための台座も様々出回っています。
Appleからは、複数のデバイスを同時にワイヤレス充電可能なAirPowerが2018年に発売開始されます。
iPhone Xの価格
- 64GBモデル:112,800円(税抜)
- 256GBモデル:129,800円(税抜)
64GBモデルでも、税抜き価格の時点で、10万円を超えてきました。
予約開始日・発売日
- 予約開始:10月27日16時1分
- 発売日:11月3日
まとめ
iPhone Xの魅力は
- 前面ディスプレイ
- 有機ELで高コントラスト比
- ベゼルなしのため、5.8インチの大画面なのに、本体サイズはiPhone 8と同じくらい
- True Toneディスプレイで忠実な色の再現を実現
- Face IDで安全なロック解除
- ホームボタン廃止
- ワイヤレスな充電が可能に
iPhone Xは、Appleが本気を出してきた端末なだけ有りまして、iPhone 7 Plusユーザーの僕にとっても魅力的に映ります。
幸いなことに、予約開始日までには、1ヶ月以上時間があるので、ちょっとずつ情報をあつめて検討していきたいと思います。衝動買するには少し高すぎます。