20000mAhのAnker大容量モバイルバッテリーを購入したのでレビューします。
モバイルバッテリーは、iPhoneなどのスマホだけでなく、最近のカメラやMacBookなど様々な電子機器の充電に使えるのでとても便利です。
Ankerのモバイルバッテリーの種類
Ankerのモバイルバッテリーは、様々な容量のモデルがあります。
コンパクトタイプの容量が5000mAhの製品から、超大容量の26800mAhの製品まで揃っています。
容量とモバイルバッテリーサイズはトレードオフの関係になっています。容量が小さければ、小さくて軽くなりますし、大容量になるに連れて、バッテリーサイズが大きくなるため、重くてデカくなってしまいます。
自分が使用しているスマホのバッテリー容量を考え、そのスマホが何回分充電出来てほしいかを一つの基準にどのモバイルバッテリーを購入するか検討すると良いでしょう。
例えば、iPhone 7 Plusの場合は、バッテリー容量が2700mAhです。この記事で紹介する「PowerCore Speed 20000 QC」だと理論上はiPhone 7 Plusを6回フル充電可能ということになります。
PowerCore Speed 20000 QC基本スペック
- 容量 :20000 mAh
- 入力 :5 V / 2 A
- 重さ :396 g
- サイズ :約170 × 82 × 22 mm
- 通常出力 :5 V / 2 A
- QC3.0 :5-8 V / 3 A・8-10 V / 2.4 A ・10-12 V / 2 A
2000mAhの大容量であるかわりに、約400gの重量感です。
持った時に、さすがに、ずっしりときます。
PowerCore Speed 20000 QCの特徴として、Quick Charge3.0という規格に対応しているということが挙げられます。
Quick Charge3.0はQualcomm(クアルコム)が開発した企画で、バッテリーの残量0%が80%まで充電されるのに要する時間が約35分だそうです。ただし、現時点でQuick Charge3.0に対応している機種はほとんど普及しておらず、日本でも馴染みのある機種では、XPERIA XZ、XPERIA X Compact、ASUS ZenFone 3 Deluxe、ASUS ZenFone 3、Asus ZenFone 3 Ultraといった限られた機種だけです。iPhoneは残念ながら未対応です。
PowerCore Speed 20000 QC外観・使用レビュー
では、レビューに移ります。
開封
Ankerといえば、青と白の箱ですよね。
箱の中に入っているのはこんな感じ。モバイルバッテリー本体に加え、持ち運び用のポーチ、モバイルバッテリー充電用のmicroUSBケーブル、取説等のカードです。
前面はこんな感じです。Ankerのロゴの他に、右上に4つの青色LEDランプがついています。このランプは、モバイバッテリー自体のバッテリー残量を現しています。この写真では、4つ中2つが点灯しているので、バッテリー残量は25%以上50%以下という事になります。
側面の片方には、給電用のUSBポートが2つと、モバイルバッテリー自体を充電する時用のmicroUSBポートがあります。
2つの給電用USBポートのうち、青い方はQuick Charge3.0対応です。一方で、黒いUSBポートは通常のUSBポートとなります。
逆側の側面には、色々とスペックやら法的な記載がされています。
背面はこのようなデザイン。Quick Charge3.0の文字が印字されています。
使用してみた感想
当たり前ですが、iPhone 7 Plusを接続すると、問題なく充電が出来ました。
iPhone 7 Plusをいつもコンセントから充電すると、1.5Aくらい流れていますが、PowerCore Speed 20000か最初に充電してみたら、0.7A〜1Aくらいしか流れませんでした。
原因は、iPhoneのバッテリー残量が90%くらい残っていたためでした。iPhoneのバッテリー残量が少ない状態で充電開始してみたところ、1.5Aくらい流れました。
ちなみに、Quick Charge 3.0対応のUSBポート、通常のUSBポートどちらを使って充電しても、iPhoneの場合は同じ電流しか流れませんでした。
普段はこの様にポーチに入れて持ち運べるので便利です。
最後に
以上、「超大容量モバイルバッテリーAnker「PowerCore Speed 20000 QC」購入レビュー【Quick Charge 3.0対応20000mAh】」でした。