iPhoneやiPadに付属してくるLightningケーブルって根本が断線しやすいです。
特に、充電しながらiPhoneやiPadを操作していると、ライトニングケーブルの根本の部分に負荷が掛かり、断線する原因になってしまうようです。
以前のタイプのiPhoneケーブルは100円ショップなどでも売っていたので、手荒に扱って壊れても、買い替えればいいやって思っていましたが、Lightningケーブルは、安くありません。純正の物なら、2000円程度。安いアマゾンベーシックの物でも1000円程度してしまいます。そうなると、できるだけ断線させずに長持ちさせてLightningケーブルを使いたいです。
この記事では、Lightningケーブルの断線を防ぐ方法を紹介したいと思います。ダイソーの108円の商品1つとドライヤーがあれば実践できる簡単な方法です。
断線し易いのは根本
Lightningケーブルで一番断線する可能性が高いのは根元部分です。この部分にテンションがかかると皮膜が剥がれたりして、中の線が剥き出しになったり、皮膜が無事でも、内部の線が捻れて断線したりします。
なので、Lightningケーブルの断線の防止策として有効なのは、ケーブル根本の保護。
Lightningケーブルの断線防止に使うもの
必要な物は次のとおりです。
- ダイソーの熱圧縮チューブ(108円)
- ドライヤー
- Lightningケーブル
ダイソーの熱圧縮チューブ
ダイソーの熱圧縮チューブはこんな感じの商品です。本来の使用用途は、線と線をハンダでくっつけた時のハンダ部分の保護などです。電子工作をする人や、配線をする人ならよく使う部材です。
僕が行ったダイソーでは「電気小物」のコーナーに置いてありました。
熱収縮チューブそのものの使い方は、
- 任意の長さにカット
- カバーしたいところにセット
- ドライヤーで熱を加えて収縮
です。
断面はこんな感じになっています。いろんな線の太さに対応できるように色々な太さのチューブが入っていますが、今回使用したのは一番太いやつ1本だけ。
熱圧縮チューブの働きをお見せします。テストのために、小さめに切り出しました。これに大してドライヤーの熱風をやけどに注意しながら当て続けます。
しばらく熱風を当てると、チューブが収縮して、直径が小さくなっていることがわかります。熱により収縮するチューブなのです。収縮することで、線との密着具合が格段に増し、固定されます。
熱収縮チューブを使ったLightningケーブルの断線防止策
一番太い熱収縮チューブを2cmくらいに切ったものを、ケーブルの先端から通します。一番太いチューブでなければケーブル先端で突っかかります。
保護したい根本の部分に被さるように位置を調整します。あとはケーブルを持って、ドライヤーの熱風を熱収縮チューブに当て続けます。ドライヤーにビタツケのイメージで熱風を当てました。
1分くらい熱風を当てると、こんなふうに、チューブが収縮して、ケーブルの根本にピッチリ張り付きます。これで、Lightningケーブルの根本にはテンションが掛かりにくくなりますので、断線防止に効果があるはずです。色合いもカラフルになって良いかも。
ついでに同じやり方で、反対側も熱収縮チューブにて保護しました。これにて断線防止策の施行完了です。
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最後に
これで長持ちしてくれると良いな〜。
今回の断線防止策は、MONOQLO8月号に載っていたTIPを参考にしました。
断線防止専用アイテムもあります
もっと簡単に断線防止対策をできるアイテムがありました。ぜひ下記リンクをご参照ください。