北海道の余市町にある奇岩 えびす岩に朝日・朝焼けの撮影に行ってきました。札幌からも程よい距離にあるので、朝日の撮影スポットとしてすごくオススメです！
徹夜で移動→朝日撮影→撮影終了後は近場の道の駅で仮眠というルーティンが恒例になりつつあります。今回も、徹夜で移動し、撮影しました。
えびす岩へのアクセス
場所はこちら。有名観光地の小樽から少し西の方に行ったところにあります。札幌市街地からですと、高速道路を使わずに1時間半くらいで到着するようです。深夜の移動であれば、交通量がすくなくスイスイ車が進むので、もうすこし時間短縮できるかもしれませんね。僕の場合は千歳からなので、2時間ちょい掛かりました。
駐車場について
えびす岩の専用駐車場はありませんが、駐車スペースはあるので、車で気兼ねなく訪れることができます。
グーグルマップの画像を拝借。えびす岩付近はこのように行き止まりになっています。トンネルのような物体の右側から更に奥に進めるのですが、そちらは漁業関係者専用の施設のようですので、立ち入ってはいけません。
なので、観光客は、上の写真でワゴン車が止まっている辺りに邪魔にならないように駐車すればOKです。
えびす岩で余市の朝日を撮影
左側の押せば倒れそうな岩がえびす岩。右側の鳥居が立っている岩が大黒岩というらしい。この場所は金運があがるパワースポットっていう情報もあります。
朝日の撮影スポットに到着した頃には、対岸が薄っすらと明るくなり始めていました。SONY α7Ⅱを三脚にセットし、NDフィルター（ND16）をつけて撮影を始めました。ここからしばらくは、広角レンズ（SEL1635Z）で撮影しています。
月が出ていたので、むりやり構図に月も入れて撮影。
どうやらこの構図でいけば、えびす岩の左隣くらいから太陽が昇ってきてくれるらしい。
NDフィルターを外して撮影。夜明けが近づき、光が多くなってきたので、シャッタースピードが1/25秒くらいになりました。NDフィルター無しで撮影すると、海面がさざめいてしまって、静寂さを表現できなくなります。
いよいよ朝日が昇り始めました！周りには人は誰も居なかったので、この光景を独り占めできて嬉しかった。
ここからはND400を使用して撮影しています。ND400でシャッタースピードを20秒くらいにしたので、海面がツルッツルのほぼ真っ平らになっています。
ちなみにこの写真だけ、他よりも少し時間かけて現像しました。
ND400を使うとシャッタースピードが20秒とかになるので、失敗すれば20秒以上ロスすることになります。一秒たりとも無駄にできない朝の時間なので、プレッシャーがなかなかあります。
20歩ほど場所を移動して、太陽がえびす岩と大黒岩の間になるようにしました。
購入した望遠レンズ（SEL70200G）の試し撮り
6月下旬に念願の望遠レンズをボーナス予算で購入しました。購入以来なかなかチャンスがなくて使えていなかったのですが、この日に試し撮りをしました。ノーフィルターで撮影です。
岩に止まっている鳥さん。この画角懐かしいです。Canon 70Dを使用していた頃は18mm-135mmの便利ズームを使用していたので、あの頃の感覚が蘇ります。
第一印象は、望遠側でもかなりシャープに撮れているなって感じました。Canon 70Dでは望遠側だとなんとなく境界がぼんやりする感じだったんですよね。
切り出した岩肌。バズーカみたいなレンズを構えていると、なんか1ステップ上に上がれたと勘違いしてしまいます。
そして、もっと焦点距離のある望遠が欲しいと微かに思ってしまった自分が怖い。レンズ沼はやばいぞ、まじで。
この辺でSEL70200Gの試し撮り終了。個別レビューはもう少し写真を撮りためてから書いてみたい。
まとめ
余市のえびす岩からの朝焼けは札幌からもそこそこ近いし、おすすめです！撮影の時にはNDフィルターを使うことをおすすめします。
