巷では有名な日本野鳥の会から販売されている長靴。これが非常に履きやすく、歩きやすくておすすめです。
きっと野鳥観察のために作られた商品なのでしょうが、風景写真の撮影時にも非常に役に立つアイテムだと分かりました。特に、湖、沼、川、海など水場での撮影を好まれる方にとっては必須のアイテムだと行っても良い物だと思われます。
日本野鳥の会 バードウォッチング長靴(レインブーツ)の特徴をレビュー
コンパクトに畳めて、持ち運びがらくらく
他の長靴との一番の違いは、収納性の素晴らしさです。一般的な長靴と言えば、膝丈ぐらいの高さがあるので、その分、嵩張ってしまいます。置き場所や持ち運びに困っていました。
ところが、日本野鳥の会の長靴は、上記写真のように、付属のパッカブルポーチに収まるってしまうほどコンパクトに畳めます。
表面は天然ゴム、裏地はナイロンで出来ていて、しなやかな作りなので、クルクルと折りたたんで、ポーチに収納してらくらく持ち運ぶことが可能です。個人的にはコレだけでも日本野鳥の会の長靴を洗濯する価値があると感じています。
足裏は滑りにくい設計
足裏のアウトソールは、摩擦の強まる様になっていて、滑りにくい仕様です。多少の急斜面においてならほとんど心配なく活動することが出来ました。急斜面を降りて川に入るそんな行動も楽々です。
フィット感がよく、動きやすい
今まで使っていた安物の長靴は、裏地と足との間に隙間が出来てしまい、歩く度に違和感を感じたりしていました。
一方で、日本野鳥の会長靴は、ご覧の通り、足にぴったりフィットするデザインなので、とても動きやすいです。特に、足首あたりのフィット感は絶妙です。
また、足先、甲の部分は、ゴムの切り返しによって補強されているので、衝撃にも強い設計です。
かかとの突起が脱ぐ時に便利
両方のかかとの内側に、小さめな突起があります。この突起を、反対側の足の裏で踏んづけることで、手を使わずに長靴を脱ぐことができます。
非常に便利です。ただ、元々フィット感が強い長靴ですので、ゆるゆるの靴下を履いていると、靴下ごと脱げてしまうのがちょっとやっかいです。
締め付け紐の留め具
締め付け紐の留め具は、買った時は黒色の物がついていますが、その他、茶色、紫、オレンジ、カーキの物が付属してきます。自分で交換することで、長靴に多少は個性を出すことができます。
インソールは別売り
日本野鳥の会の長靴はインソールが付属してきません。ですので、インソールが必要な場合は別途購入する必要があります。
インソールは無しでも、長靴は使用可能です。足元がゴツゴツした場所(水中に大きな石が転がっている場所等)によく行く場合や、長時間長靴を履いて活動する予定のある場合はインソールを購入したほうが良いと思います。ちなみに、僕は購入しました。
歩きやすさについては、インソールがあるの方が断然上だと感じました。
サイズの選び方について
通販で購入したので、サイズ選びは慎重に。
長靴のサイズの選び方
まず長靴のサイズですが、ホームページによると、
- [22.0~23.0cm] SS / S
- [23.5~24.0cm] S / M
- [24.5~25.0cm] M / L
- [25.5~26.0cm] L / LL
- [26.5~27.0cm] LL / 3L
- [27.5~28.0cm] 3L / -
とのことです。僕は、大体、26.0か26.5の靴を買うことが多いので、上記のサイズ表通りにLLを購入しました。
LLを購入してみた結果、ピッタリのフィット感です。すこしゆとりが欲しい場合は、自身のサイズよりもワンサイズ大きめのサイズの長靴にしても良いかもしれません。
インソールのサイズの選び方
インソールについては、HPのサイズ対応表どおり、男性用Mサイズを購入し、ぴったりでした。
- 【SS (23.0cm) / 女性用S/M(※要カット)】
- 【S (24.0cm) / 女性用S/M】
- 【M(25.0cm) / 女性用M/L、男性用S】
- 【L(26.0cm) / 男性用M】
- 【LL (27.0cm) / 男性用M】
- 【3L (28.0cm) / 男性用L(要カット)】
- 【4L (29.0cm) / 男性用L】
左が長靴のサイズ、右がインソールの推奨サイズです。
まとめ
以上、「日本野鳥の会の長靴(レインブーツ)を水場の写真撮影用に買ってみた」でした。すでに何回も使用していますが、湖や川や沼での撮影で大活躍してくれています。