8月23日に北海道を襲った台風9号の大雨の影響で、美瑛の人気観光スポット「青い池」はその一部が崩落し、現在は閉鎖されています。
復旧のめどは今のところたっていないようです。 なので青い池の観光はしばらくできないという非常に残念な状況です。
美瑛の青い池は個人的にも大好きな北海道の観光スポットなので、今年だけで5回程脚を運んでいます。
これからの季節、黄色に紅葉したカラマツの木々と青い池の青い水のコントラストを写真するのを写真にするのを楽しみにしていたのですが、今年は無理かもしれません。
2016年9月14日午前19時、美瑛の青い池の閉鎖は解除されました。
富良野に新青い沼誕生!?
美瑛の青い池がしばらくはダメといったように暗い話ばかりが先行してしまいますが、先日の大雨の影響で驚きの現象も起きました。
富良野の鳥沼公園にある鳥沼が台風通過後に青く変化したというのです。
鳥沼は普段はこの青く変化した状態はいつまで続くのかは不明とのことなので、早速行ってみました。
鳥沼公園について
鳥沼公園は、298号線沿いにあります。駐車場も用意されていますので、車で行って問題無いです。
アイヌ語だと「チカプントウ」(鳥・そこに居る・沼)という名前だそうです。
鳥沼は、湧き水の沼なので、厳冬期でも凍ることがないのです。そのため、冬になると、鳥がやってくるみたいです。ということで鳥沼という名前になったようです。
鳥沼の青い沼っぷりを確認
撮影日は2016年9月11日です。
週末の昼下がり、鳥沼公園にやってきました。敷地内は広大な広さになっています。美瑛の青い池のような狭い遊歩道っていうわけではないので、比較的自由気ままに人を気にせず散策できます。
鳥沼の名前の通り、一応鳥もいました。
肝心の青さはどうなの?ってことですが、確かに水は青くなっていました。ただ、美瑛の青い池の青さとは少し違った緑寄りの青さですね。
地元の方とお話出来たのですが、やはり以前の色とはちがって青くなっているそうです。でも1週間前はもっと青かったとか・・・。先週行けば良かったか。
沼の中心よりも端の方に行くに連れて、青さが顕著になっているようです。
本家ほどの青さはないけども、単純に一つの被写体としての美しさがあるなぁと感じました。
風が穏やかな日だったら、風景が沼へ綺麗に移り込むことが期待できます。
この日も三脚を立て、NDフィルター&PLフィルターで撮影に臨んでいます。
ND16で良い感じの露光時間を得る事ができました。
関連!NDフィルターとPLフィルターのを併用してそれぞれの効果を二重取りする使い方が面白い!使い方を紹介します - いつも向かい風
鳥沼のまわりには散策路があって一周することができるので、様々な角度から沼を見学してみてください。
普通に美しい光景だなぁ。298号は自宅から美瑛に向かうときに通ることがある道なのですが、今まで全くこの公園の存在を気にしていませんでした。
この一件がなければ、これからも素通りしていた場所なんだろうな。秋の紅葉の時期と厳冬期にまた訪れて写真撮ります。
こんな感じの道を散策できます。一周している観光客はほとんどいませんでした。
きのこが生えてたり。
お、なんだか、どこよりも青くなっている場所を発見。
多くの観光客が居る場所からは死角になっている場所です。
期待していた青さがありました!
一通り周って満足したので、帰ることにします。
普段は、人なんて滅多にこない閑散とした公園らしいですが、この日は、次から次へと観光客がやってきました。関西から来た人もいました。皆さん、情報を仕入れるのが早いな。
↓今年、撮った青い池の写真が載っている記事のリンクを貼っておきます。よろしければどうぞ〜↓
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オススメ!北海道での初めての夏を写真で振り返る - いつも向かい風
最後に
いつまで、青い状態がつづくか不明ということなので、チャンスがある人は、今のうちに是非行ってみてくださいね!
観光のエース青い池は現在観光できませんが、青い池がなくても、美瑛・富良野は、かなり魅力的な観光地だと思います!