行者にんにくってしっていますか?北海道ではとっても有名な山菜だそうです。
行者にんにくとは?
ユリ科ネギ属の多年草だそうで、玉ねぎ、ニンニク、ニラなどと同じ仲間だそうです。日本では近畿より北で自生することが可能らしいですが、北海道以外では高山じゃないと自生できないとのことです。そのため、行者が昔食べていたことから行者にんにくという名前になりました。この行者にんにくは収穫出来るまで、5年も掛かる大変貴重な有り難みのある食べ物です。種を撒いてから芽が出るのに2年、そこから収穫できるまで成長する頃には、5年も経過してしまうそうです。自生物の旬は4月中旬から5月下旬にかけてだそうで、まさに今の時期が旬です。
道の駅マオイの丘公園(長沼)で行者にんにくを買ってみた
ふと立ち寄った、道の駅マオイの丘公園に行者にんにくがたくさん陳列されていました。会社の先輩達が、ジンギスカンと行者にんにくを炒めて食べるのがうまいと何度も言っていたのを聞いていたので、この機会に僕もためしてみることにしました。行者にんにくを手に取って買っていく人が結構いたので、噂通り北海道で人気の高い食材みたいです。
▲このくらいの量が1束として売っていて、値段は250円でした。相場を知らないのでなんともいえませんが、安い食材ではないようです。ちなみに、写真ではお伝えできませんが、匂いはしっかり、ニンニク臭がします。帰りの車の中がほんのりニンニク臭くなりました。食べ方としてはジンギスカンと炒める以外にもお浸しにしたり、天ぷらにしたりして楽しめるらしいです。
行者にんにくとジンギスカンを炒める(レシピ)
▲用意したのは、スーパーで売っている冷凍ジンギスカンを自然解凍した物と道の駅で購入した行者にんにく。北海道のスーパーにはジンギスカンのラム肉が冷凍で売られているんですよ。しかも、とても安くて200gパックで200円ちょいくらいです。僕は、ジンギスカンは大好きだし、食費も節約できるので、冷凍庫に必ずストックするようにしています。
▲調理開始。まずは行者にんにくの下準備ということで、茎に付いている赤い薄皮を剥いちゃいます。赤い部分は辛かったり、渋かったりでおいしくないんだってさ。せっかくだからおいしく食べたいって思って、とても面倒だったけど、丁寧に剥いてやりました。
▲剥き終わったら、行者にんにくを食べやすい大きさにカット。後は焼くだけ!
▲フライパンを熱したら、ジンギスカンをジュージュー炒めていきます。今回使ったジンギスカンは、タレに漬け込んである味付きのやつです。タレごと炒めちゃうので、調味料無しでいけちゃいます。
▲ジンギスカンに火が通ったら、行者にんにくを投入。1分弱くらい炒めたら完成。行者にんにくがしなーっとなり過ぎないように注意しました。
▲お皿に装って、ごはんと共に頂きます。行者にんにくは辛味はまったくなく、茎の部分にはほのかな甘味を感じて美味しかったです。食感もいい具合にシャキシャキしていて新鮮だった。にんにくという名前はついていますが、食後、腹の底からにんにく臭が湧き上がってくる感覚はなかったです。
最後に
また食べたい!