廃墟って不気味で怖いけど、なんとなくそそられます。
ということで、廃線になって現在は使われていない栗山トンネルという場所に行って撮影してみました。
廃線になった経緯
栗山トンネル、室蘭本線の下り線として使用されていました。しかし、1990年にトンネル内での土砂崩れが発生して、そのまま復旧修復されることはなく、廃線となってしまった場所です。
25年以上経った現在でも、ほぼ手付かずのまま残されています。
栗山トンネルのおおまかな場所
国道234号線沿いに面しています。
栗山の市街地から向かう場合は栗丘方面へ2km〜3kmくらい走らせると右手に栗山トンネルが見えます。
栗山トンネルの真横が車の待避所として駐車出来るので、そこに車を停めて、栗山トンネル入り口へ徒歩で向かいました。
※廃墟や廃線の場所を明記するのはちょっとあれみたいなので、場所の明記は控えました。
栗山トンネルで撮影
はい。栗山トンネルの入り口前までやって来ました!奥の方が明るくはなっているものの、そこまでたどり着くまでは真っ暗闇を進まなければなりませんでした。
入口付近から中を撮影。
目的の写真を撮影するためには、奥の明かりが指しているところまで行く必要があります。
途中はマジで真っ暗なので、ライト(登山用やスマホのフラッシュでもOK)が必須です。
▼登山でいつも使っているライトを持って行きました。
入り口から50mもしないうちにご覧のようにほぼ真っ暗。
もうこの辺から不気味すぎて、怖くて、やばかった。こんな所に気軽に来てしまったことを少しくやみつつ着実に先に進みました。
幽霊が出そうっていう怖さよりも、蛇やムカデみたいな苦手な生き物がうじゃうじゃいそうな雰囲気だったのが怖かった。
暑いわけではなかったのに、途中、変な汗が止まらなくなりました。
たぶん明かり指す場所までは400mくらい暗闇を歩くことになるので、仕方ないと覚悟するか、複数人で行くのがオススメ。
暗闇を抜けると、そこには自分の目で見たかった光景が広がっていました!
幸いなことに苦手な生き物と遭遇すること無く、撮影スポットの栗山トンネルの奥にたどり着きました。
取り敢えず、トンネルの奥まで行って、入り口方面を向いて撮影。
栗山トンネルの特徴は、アーチ状の明かり取りが側面に設けられていること。このアーチ状から、光が差し込んできて、良い雰囲気になってくれます。
が、この日はくもりだったこともあり、あまり光の差し込みは感じられず。
そして、もう一つ誤算だったのが、思ったよりも暗い!
ISOを2000異常にせざるを得なかったので、大きな画面で確認するとノイズだらけになってしまいました。あんなに怖い思いしてここまできたのにこの仕打(涙
大自然の広大な景色も素晴らしいんだけど、栗山トンネルみたいな廃墟も男心を擽られてたまりませんな。
今回は、いつも異常に現像に統一感が無いですね。
明かり取りは西側に面しているので、晴れた日の夕方に来ると、綺麗に光が差し込んできて、良い感じの写真が撮れるみたいです。
ついでに単焦点レンズでスナップっぽいショットも何枚か。缶コーヒーは何年前のなんだろうか。賞味期限を確認しようとしたけど、触る勇気出ませんでした。
そういえば、線路に骨みたいな物も落ちていたんだけど、何の動物の骨かな?
来た道を戻って無事に帰宅。
いや〜、夕日差し込む時間帯にまた行ってみたいけど、あの不気味で真っ暗な400mを往復しなきゃと思うと、1人で行くのは気が引ける。
とはいえ、撮影仲間とか居ないし、一人で頑張るしか無い。