いつも向かい風

カメラ好きが、試される大地、北海道で試されるブログ

穴場的観光スポット?北海道大学の苫小牧研究林で森林浴してきた

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北海道大学の苫小牧研究林に行ってきました。新緑の緑、施設内を流れる幌内川のせせらぎ、野鳥のさえずり、とても癒やされるスポットでした。そして、写真撮影にも持って来いの風景が広がっていました。観光ガイドとかには載ってない穴場スポット的な場所なので、偶然の産物でここに出会えて本当にラッキーだったと思います。以前紹介した樽前ガローからも近いので、セットで訪れることが出来ます。

www.mukaikaze.net

苫小牧研究林とは

苫小牧研究林は約2,700ヘクタールの森林を保有する北海道大学の施設で、森林生態系に関する様々な研究・教育が行われています。その一方でこの豊かな自然を一般の方々も享受できるよう、一般ビジターの利用も歓迎しています。ビジターは庁舎前の駐車広場に自動車やバイクを止め、庁舎周辺の生態博物園を徒歩で自由に回ることができます。
 生態博物園は樹木園、灌木園、池、ビオトープ、ビジターセンター(ログハウス)、あずま屋、山草園、散策路で構成され、一般の方が森への導入部として生物や森林景観に接し、学ぶことができるよう管理しており、遊技場とは異なります。したがって園内にはゴミ箱は一切置いていません。お互い気持ちよく利用できるよう、ゴミは必ず持ち帰ってください。

http://forest.fsc.hokudai.ac.jp/exfor/Toef/hp_j/3-2_openhouse_stroll.html

苫小牧研究林は、北海道大学の施設ですが、一般公開されているエリアは自由に散策することが出来ます。

苫小牧研究林へのアクセス

場所はここ。


新千歳空港からは1時間掛からないくらいの距離です。研究施設ではあるものの、特に入門ゲートがあるわけではなく、ナビ通り進んでいくといきなりそれっぽい景色が広がり始めます。左手に大きな池が見え始めたら、苫小牧研究林のスタートです。駐車場が完備されているので車でアクセスすることが可能で、お手軽に訪問できます。

苫小牧研究林を散策

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この日は、苫小牧研究林に入ってすぐに左手に見えてくる池(下の大池)付近で散策・撮影をしてみました。赤丸で囲っている辺りです。

カルガモ親子がお出迎え

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下の大池の目の前にある駐車スペースに車を駐車。池へ向かうと、まず目に入ってきたのは、地べたにうつ伏せになりながら何かを撮影しているカメラマン。その格好にちょっと引きながらも、カメラの先にあるものを確認したら、なんとも可愛らしいカルガモの親子でした。

 

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驚かさないように出来るだけゆっくり近づきます。お母さんとその子どもたちでしょうか。人間が周りにいても微動だにせず、のんびりしていました。

手持ちのレンズが広角レンズ(16mm−35mm)と単焦点レンズ(55mm)しかなかったので、仕方なく、55mmの単焦点レンズで撮影しました。もっと望遠で撮りたかった。

まわりには5人ほどのカメラマンが居ましたが、でかい超望遠レンズをつけている人が多かった。

 

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人間には無反応ですが、カラスがやっくると、スッと立ち上がるお母さんカルガモ。子に対する愛を感じた瞬間です。

 

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カラスが去って行き、安心した表情へ戻るお母さんカルガモ。

 

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と、親として100点のカルガモでしたが、とあるおばちゃんがパンの耳をバラマキ始めるとそちらが気になりはじめ、ちょっとフレームアウト。でも、安心してください。このあとすぐに戻ってきました。

新緑を求めて撮影

次は、緑を求めて撮影です。

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下の大池から幌内川の上流側へ散策できる道があるので、歩いてみました。歩くと右手に幌内川、左手に林。

 

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天気予報通り曇りの1日だったため、林の木々の中に入ると少しくらかったです。

 

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下の大池から少し上流に行くと中洲があったので、そこで写真撮影開始。カメラを三脚にセットして、NDフィルター(ND16)を装着して撮影しました。水面を滑らかに表現するためです。

 

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水面での緑の反射、苔が生えた倒木の水面へのリフレクションが綺麗でした。

 

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この辺に入ってくる人は殆ど居なかったので、何も気にせず、撮影に集中できました。心身ともにリフレッシュできました。

最後に

北海道大学の苫小牧研究林、本当に楽しかった。今回は、下の大池付近の散策に焦点を絞って紹介しましたが、幌内川の上流の方に行くと芝生の休憩スペースや、野鳥がたくさんいるスポットなどがあるらしいので、今度行ってみたいと思います。