いつもは大自然たっぷりの北海道の写真を掲載しているつもりですが、今回は少し趣向を変えさせてもらって、人工物をメイン。
北海道室蘭市で夕日と夜景を撮影してみました。室蘭は、夕日が綺麗な街として有名なだけではなく、北海道屈指の工場夜景を見れる街としても有名なのです。
室蘭は北海道の南西よりの都市。海沿いです。新千歳空港からだと、下道で2時間ちょい、距離は100kmくらいですかね。
白鳥大橋で夕日を撮影
室蘭に到着したのは、日の入りの時刻の2時間前くらい。ギリギリの行動が多い僕にとっては珍しく余裕を持て余しました。
となわけなので、色々とロケハンからスタート。
白鳥大橋展望広場公園から白鳥大橋を眺める
まずは、白鳥大橋展望広場公園から白鳥大橋を確認してみました。
展望スペースは高台になっていて階段を上がらされます。グーグルマップで調べた時はここからなら良い夕日が撮れそうだと推測していたのですが、白鳥大橋を下からあおり気味に撮りたかったので、ここでは駄目そうだと判断。
コーヒタイムを終えた後に、次の場所に向かってみます。
祝津公園
祝津公園という標高の少し高い場所にある公園に行ってみました。
ここから見下ろす海の町室蘭が素敵だった。なんとなく、「コクリコ坂から」の情景を思い起こされました。
対岸は工業地帯。そしてその奥には、蝦夷富士こと羊蹄山が鎮座。
いよいよ夕刻の到来
今回、白鳥大橋と夕焼けの撮影場所に選んだのは赤矢印で示したあたり。白鳥大橋展望広場公園に行った時に目星を付けた場所です。
夕日に照らされているウミネコが凛々しかった。
目的だった、白鳥大橋と夕焼けの写真撮影をスタート。人工物には人工物の美しさがあるなぁ。
長時間露光で無理やり穏やかな水面に偽ってみる。HDRとかにも挑戦してみたいのだけど、なんせ合成ソフトを持っていないので尻込み中である。
同じ撮影ポイントから、更に広角にして撮影すると、夕日も映り込む。広角レンズで夕日の太陽を撮ってもうまくいかないことが多い。
望遠レンズで、夕日付近だけを切り取ると、良く焼けている雰囲気を作り出すことができました。
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日没後のブルーアワーの時間を楽しみつつ、白鳥大橋の夕日撮影は終了した。今回撮影に選んだポイントは釣り人に人気のスポットらしく、20人くらいは釣りを楽しむ人が居た。写真を撮っているのは、自分の他に3人程でした。
室蘭の工場夜景
夕日を撮影したポイントから少し西側に移動して、対岸の工場夜景を撮影。JXエネルギーの工場だそうです。煙突から出ている煙が良い感じですが、贅沢を言えば、もう少し風が強ければ、煙が流れてもっと良かったかも。
露光中に船が横切ったので、光の軌跡が映りました。
この他にも、オススメの工場夜景撮影スポットを探したのですが、ネットでおすすめされている場所はことごとく「関係者以外立入禁止」との看板が立っていたので、今回は大人しく止めておきました。ここからは車で別の場所へ移動し、普通の夜景撮影に切り替え。
測量山からの夜景
測量山という夜景スポットで撮影。展望台には誰もいなくて、真っ暗で不気味で怖かった。1枚撮ってそそくさと退散。測量山へ続く道は、かなり狭いので、運転注意。
祝津公園からの夜景
日中も1回訪れた祝津公園から夜景。
白鳥大橋の全景を納めることが出来る室蘭のおすすめ夜景スポットですね。無論、カップルや家族連れで賑わっていました。僕は1人です・・・。
こんな感じで終了。
最後に
ちなみにこの日の日の出は、ニセコアンヌプリ山頂で迎えました。朝から晩まで、一日中撮影を楽しめて充実しました。