ミラーレス一眼レフカメラやデジタル一眼レフカメラってすごく良い写真を撮ることができますが、機種によってはバッテリー・電池の減りが異常に速いです。
いくらカメラが優れものでも、シャッターを切りたい瞬間にバッテリーがゼロの状態になっていれば、役立たずの金属クズに早変わり。
この記事では、鬼のような速さでバッテリーが減っていくSONY α7シリーズを使用している僕が普段行っているバッテリーを長持ちさせる方法を紹介していきます。
SONY α7Ⅱのバッテリー減りの速さ
α7Ⅱのバッテリーの減り方は本当に速い!朝7時くらいから撮影を始めるとお昼まではバッテリーが持ちません。何の工夫もせずに夜まで撮影したい場合は、1日に4つくらいバッテリーが必要なのではないでしょうか。
カメラのバッテリー・電池を長持ちさせる方法
使わない時は電源を切る
カメラ本体を操作せずに、電源オンのまま放置しているだけでも、バッテリーの残量が減っていきます。それを防ぐために、使わない時は、カメラの電源をオフにするようにしています。
次の写真スポットへ向かう間は電源をオフにするように心がけています。また、登山中は撮影時以外は電源オフにするように心がけています。
(この方法はカメラの起動が遅い機種を使用している方にはオススメできない手法です。)
機内モードにして余計な通信をシャットアウト
最近のカメラはスマホ連携を強すぎるほど意識しているからなのか、Wi-Fi通信機能、NFC機能などで写真を簡単にスマホで共有出来るようになっています。
とても便利なのですが、やはり、電池を消耗させてしまう要因になってしまいます。
これを防ぐためにはWi-FiとNFCをオフにすれば良いのです。その方法は非常に簡単で、機内モードをオンにしちゃえばいいのです。機内モードにしても、通信機能がシャットアウトされるだけなので、撮影自体には影響はありません。
写真削除・無差別AFなどの無駄な操作を繰り返さない
カメラ操作からの写真の削除を癖で結構やっちゃってたのですが、その間、液晶への写真の表示、SDカードへの書き込みなどでバッテリーが消耗していくようです。
バッテリーを出来るだけ長持ちさせたいときは、1日の撮影が終わるまでは写真の削除作業はやらないほうが良いかもしれません。
写真を削除しなくても1日十分に撮影が可能なくらいの容量のSDカードを用意しておくことをオススメします。僕はTranscendの64GBのSDカードを愛用しています。
もう一つ、(特に僕が)やりがちな無駄な操作が、AFの連打。別にシャッター切るつもりでもないのに、AFのピピっと合う動作がなんとなく面白くて、あっちこっちにAFを合わせるということをやってしまったりします。これもバッテリーを消耗させてしまう要因になるので、やらないように気をつけています。
移動中はモバイルチャージャーでUSB充電バッテリー補充
ソニーのミラーレスを選んで得られた最大のメリットの一つが、USBを使った給電・充電が可能ということ。カメラへmicroUSBケーブルを直挿しすることで充電が可能なのです。
この有り難い機能をフルに活用しています。写真スポットから写真スポットへの移動中などは、こまめにUSB充電して、カメラのバッテリー残量をすこしでもアップさせるようにしています。
電車などの公共交通機関や徒歩での移動時はモバイルチャージャーを使用し、自家用車移動の時は、シガーソケットからのUSB給電により充電することにしています。
最近は、愛車での移動が増えましたので、シガーソケット経由でUSB充電をすることが多いのですが、1時間くらい充電すると、50%以上は残量が回復します。
因みにこのUSB充電機能、今時、あって当たり前のように感じますよね。でも、キヤノン、ニコン、パナソニック、オリンパス、富士フイルムなどのカメラではUSB充電が不可能だそうです。(コンデジは不明)
サードパーティ製のバッテリーチャージャーを使えばオリンパス、ニコンなどでもUSB充電が出来る
ソニー以外のカメラでも、USBから充電する方法はあるみたいです。カメラへの直挿しでの充電は不可能ですが、USB接続可能なバッテリーアダプタを介すことで、間接的にモバイルチャージャーなどから受電が可能となるようです。
Amazonで「ニコン バッテリーチャージャー」、「オリンパス バッテリーチャージャー」などと検索すると色々出てきますよ。
ただ、これらの製品は、純正品ではないので、各自の責任でご使用ください。あと自分のカメラに対応しているのかのチェックもお忘れなく。
予備バッテリーを携帯する
色々とバッテリーを長持ちさせる方法を紹介してきましたが、保険として、1つは予備のバッテリーを持っておくことはオススメします。安心感が違いますから。
できれば純正のバッテリーが良いのですが、高いです。どうしてもっていう人は、サードパーティ製のバッテリーで安く済ますこともできますが、カメラ故障の原因になる場合もあるので、注意と割り切りが必要です。
僕は、糞高いソニーの純正バッテリーを買いました。
最後に
以上、「ミラーレスや一眼レフカメラのバッテリーを出来るだけ長持ちさせる方法【特にSONY α7シリーズ】」でした。
幸いなことに、僕は今のところ、「撮りたいけど、バッテリーが切れた!」ていう状態になったことは無いです。上記の事を実践しているからかもしれませんね。