レンズ保護フィルターって必要なのだろうか・・・?って思いませんか
漠然とした不安から、とりあえず、レンズ保護フィルターも買ってしまいまうことが多いですよね。
僕もそうでした。でもね、4、5年間一眼レフカメラを使っていて、「レンズ保護フィルターのお陰で助かった」って事は1度もありませんでした。
ここまで無事故だと保護フィルターなんて要らないなって思ってしまい、数カ月前から広角レンズは保護フィルター無しで運用していました。
そんな僕が、たまたまレンズ保護フィルター(正確にはPLフィルターですが)に助けられた話をしようと思います。
レンズ保護フィルターとは
こんな感じの透明なガラス製のフィルターで、レンズの前面にねじ込み式でくるくるっと回して取り付けます。
このフィルターを着用する理由はただ一つだけ。レンズのガラス面の保護。
たぶん、家電量販店などでカメラ・レンズを買うと一緒に買うことを絶対勧められます。初めてのカメラ購入なら、買っといて損はないと思います。
僕がレンズ保護フィルター無しにした理由
僕が保護フィルター無しで、広角レンズを運用し始めた理由は3つあります。
今まで保護フィルターの活躍を感じなかった
カメラの趣味を始めてから5年以上が経過します。その間、保護フィルターは基本的にどのレンズにも着けるようにしていましたが、とくに事故ることもなく、保護フィルターが活躍する場面はありませんでした。そのため、保護フィルターの必要性に疑問を感じていました。
NDフィルターやPLフィルターを使用することが増えた
最近、NDフィルターやPLフィルターといった撮影を面白くするフィルターを使用することが多くなりました。NDフィルターやPLフィルターを使うときは、保護フィルターは外します。いちいち保護フィルターを外すのが面倒くさくなったので、保護フィルター無しにしようと思いました。
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高級レンズの全面に安物ガラスを着用したくなかった
1年前にフルサイズ機に移行し、レンズもなかなかの高級品・高品質な物になりました。高級ガラスが使用されていて光学特性がせっかく抜群なのに、その前面に安物ガラスの保護フィルターを着用して光学特性の劣化は避けたかった。保護フィルターを着用すると、フレアやゴーストといった現象が出やすい気がしました。(しっかりとした検証はしていないので、主観です)なので、ちょっとでも良い写真を撮りたいという気持ちから保護フィルター無しにしようと思いました。
保護フィルター(今回はPLフィルター)に助けられた話
保護フィルターレスの僕ですが、ひょんな事から広角レンズをアスファルトに落としてしまいました。
コンビニの駐車場での出来事でした。なぜか後部座席においてあった広角レンズが鞄を取り出した勢いでアスファルトへ落下。普段なら広角レンズにはレンズフードを着けていますが、運悪くレンズフードを失くしてしまっていました。
何かが割れる音とともに、あー、終わったなと思いました。
ところが、割れていたのはレンズに着けていたPLフィルターでした。レンズは無事。その後の使用でも特に動作に問題ありませんでした。助かりました。危うく、修理代で数万 or 買い直しで10万以上が飛んで行くところでした。
たまたま着けっぱなしにしていたPLフィルターがレンズを保護してくれました。初めて、フィルターに助けられました。
▲広角レンズを救ってくたヒーロー。レンズの身代わりになってくれました。
保護フィルターは着けておくべき?
カメラ初心者、そしてレンズフードを着けない人は着けておいた方が無難です。
勝負の1枚を撮りたい時などの光学特性を劣化させたくない時、は保護フィルターを外すというようにすれば良いかと。
最後に
以上、「レンズ保護フィルターって必要?不要派の僕が保護フィルターにたまたま助けられた事例」でした。
とりあえず、今後は、割れてしまったPLフィルターと失くしたレンズフードを早急にかわねば!これからも懲りずに広角レンズでは保護フィルター無しで撮影に臨みます!細心の注意を払ってね。