指先、足先の防寒はとても大事。寒いという感覚に襲われた瞬間、家に帰りたくなってしまいます。
ということで、この冬、足先、指先の防寒には結構お金をかけました。
その一環で購入したのが、ブラックダイヤモンドというメーカーの冬用グローブです。ソロイストという品名で、対応温度が-9度から-26度となっています。
3ヶ月ほど、厳冬期の写真撮影で使用したのでその感想をレビューしていこうと思います。
ブラックダイヤモンドというメーカー
ブラックダイヤモンドというメーカーあまり聞き慣れないかもしれません。本社はアメリアにある登山用具専門のメーカーのようです。創業は1989年で日本だったら平成元年生まれのメーカーです。アパレル系から、登山装備系まで幅広く取り揃えています。
サイズで悩んだ
サイズの選び方:http://www.lostarrow.co.jp/dat/charts/Size_BD_Glove_2016.jpg
今回は、ネット通販で購入したため、試着してサイズを決めることが出来ませんでした。
そこで大変参考になったのが、ブラックダイヤモンド公式ホームページに記載されているサイズチャートです。
上記画像に則って、自分の手のサイズを測定してみると、Sサイズが最適とわかりましたので、このチャートを信用して、Sサイズのソロイストを購入しました。
結果としては、ジャストサイズの丁度いいつけ心地でした。
ブラックダイヤモンドのソロイストという
ソロイストスペック
- 適応温度:-9度 〜 -26度
- 重さ:235g(Mサイズ)
-9度から?0度で使ったらどうなるのさ?って思いましたが、細かいことは気にせず、0度付近でも問題なく使えました。
外観レビュー
ソロイストは、防水透湿の素材が使用されていますが、GORE-TEXではありません。ガチの雪山登山やクライミングをする場合はGORE-TEXを買いたく成るところです。しかし、今回の目的は、極寒での防寒ですので、特に問題にはなりません。
手のひら部分はレザー加工が施されています。
ソロイストは、インナーとアウターの2段構成になっています。インナーは簡単に取り外すことができます。
インナー内側の素材は、モコモコのフリースのような素材なので、手先の暖かさを保ってくれます。
インナーの袖口のマジックテープを使うことで、アウター側とインナー側をドッキングすることが出来ます。
インナーを手にはめる→そのままアウター側に手を入れるという手順で簡単にインナーとアウターをドッキングすることができます。
手の甲の部分には、ベルトが付いているので、締め付けの微調整が可能です。
ベルト横のフックで、左右の手袋を繋げておく事が可能なので、バラバラになりにくいです。
手に装着すると流石にモコモコすぎるので、この状態でのカメラの設定変更は厳しいです。レリーズスイッチの音や、シャッターを押すだけくらいならなんとか可能です。
-20度の環境でソロイストを使ってみた感想
↑気嵐湧きあがる-20度の池
この冬は、-20度以下の環境においてもたくさん写真を撮りました。美瑛や、帯広方面、道東方面など場所も多岐に渡りましたが、ブラックダイヤモンドのソロイストを装着している間は、指先の寒さに悩まされることはありませんでした。
防寒においては申し分ないスペックなのですが、モコっとしてしまう分、指先での繊細な作業は出来なくなってしまうことだけは念頭に入れるべきです。
最後に
今日紹介したブラックダイヤモンドのソロイストは、防寒ブーツのソレルカリブーと並んで、この冬に最も活躍してくれた防寒アイテムの1つです。
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