いつも向かい風

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美瑛の青い池に行ってきた!

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青い池(5月上旬)

2016年のGWのとある日の早朝に北海道の大人気観光スポット、美瑛の青い池に行って写真を撮って来ました。僕が北海道に移住する以前にも何回か美瑛を旅行したことがあったので、今回の訪問が4回目になります。青い池は、素材が良すぎるので、自分の写真の腕が上がったと言う錯覚に陥らせてくれるので大好きな場所です!

2017年4月15日より駐車場開放中

2016年11月1日から2017年2月28日までは、青い池が毎晩ライトアップ後は青い池は閉鎖されていましたが、2017年4月上旬より雪解けも進み、駐車場および青い池が開放されています。

年々人気度を増す美瑛の大人気観光スポットですので、是非足を運んでみてください。

2016年9月以降の青い池の状況は?

2016年9月現在の青い池は、先月から断続的に北海道を襲った大雨の影響で堤防が崩落し、立ち入り禁止となっています。水自体も、茶色く濁ってしまってるらしいです。残念ですが、観光出来ない状況です。復旧の目処は立っていませんが、11月1日に始まる予定のライトアップには間に合うように急ピッチで復旧作業が進められているらしいです。

2016年9月14日午前10時より、閉鎖が解除され、通常通り見学可能になりました!

大雨で茶色に濁っていた水は、平常通りの綺麗な青さを取り戻したようです。

しばらくは復旧無理だと言われていたのに、本気で復旧にとりかかってくれた皆さんに感謝です。

感謝の気持ちを込めて、早速復旧した青い池に行ってきました。

関連!台風災害から復旧したての美瑛「青い池」に行ってきた【2016年9月】 - いつも向かい風

 

青い池について

大人気になった理由

北海道の美瑛町にある青い池は、2012年に天下のAppleのMoutain LionというOSの壁紙に採用されたことをキッカケに爆発的に人気になりました。昔は地元の人しか訪れないひっそりとした場所だったらしいです。しかし現在では、全世界から観光客が訪れるようになり、大型の観光バスもひっきりなしにやってくるほどです。僕はこの青池には今回の訪問を含めて4回足を運んでいますが、本当にグローバルな方々が足を運んでいます。とりわけ、中国、韓国辺りからの観光客が多いです。

幻想的な青さの理由

青い池の水が青い理由、白金温泉街にございます『白ひげの滝』などから、アルミニウムを含んだ水が流れでている。(滝は崖の途中から地下水が湧き出ている潜流瀑。)この滝が美瑛川の水と混ざると目に見えないコロイド状という粒子が生成され、それが太陽の光をまんべんなく散乱させている。(美瑛川⇒滝の下から!別名:ブルーリバーとも呼ばれている。)波長の短い青い光が散乱されやすいため、その光が目に届き青く見える。※陸上から見ると水は青く見えますが、水そのものに色は見られません。※コロイドとは、ある物質の粒子が他の物質の中に分散している状態を言います。さらに!!滝の横から掛け流しております白金温泉水が、光の散乱を助けるイオウ・石灰成分などが、川底の石・岩を白くし、水の青さをよりいっそう引き立てているようです。

びえい白金温泉観光組合:美瑛観光情報

青い池の行き方・アクセス

美瑛市街地から国道966号を十勝岳方面に登って行くと車で20分ほどで到着します。国道966号は美瑛市街地を抜けるとほとんど信号も無く、直線の道なのでとっても気持ちの良いドライブが出来ます。

青い池で写真撮影

今回は、メインカメラのSONY α7Ⅱと現在所持している全てのレンズを持ち込んでの撮影をしてきました。ですので、レンズ毎の作例と共にお伝えしていこうと思います。

青い池 with Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS (SEL2470Z)

まずは標準レンズ(SEL2470Z)

青い池1(SONYα7Ⅱ)

青い池の青さは日によって異なります。当日の天候、太陽の具合、前日までの天候、風。様々な要素が絡み合っているのです。なので、毎回、青い池を訪れる時は、「今日は青いかな?」って少しドキドキです。

この日は、幸いなことに、綺麗な青い色を拝むことができました。

ここに来ると毎回、引き込まれるような青さに感動です。まるで、絵の具を混ぜているかのような色ですよね。

青い池2(SONYα7Ⅱ)

青い池と言えばこんな感じのアングル。青い水面から白樺の木がニョキニョキっと生えています。

僕が青い池についた時は、少し風があり、水面がさざめきだっていました。出来ることならば、無風で水面が鏡のように綺麗な状態で写真を撮りたい。

青い池3(SONYα7Ⅱ)

このレンズの広角側で撮影。

青い池 with Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS (SEL1635Z)

次は、広角レンズ(SEL1635Z)

青い池(広角レンズSONYα7Ⅱ)作例2

青い池

ぐいーんと広角側で撮影。焦点距離16mmまでいけるので、人間の目で見る世界よりもワイドに撮影できます。

青い池 with Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA (SEL55F18Z)

ラストは、描画力抜群だけど、ちょっとお高の悪いSONYの単焦点レンズ(SEL55F18Z)で撮影開始。

青い池5(SONYα7Ⅱ単焦点レンズ)

少し引いてみて撮影。美しい・・・・。この言葉しか見つからない。

青い池6(SONYα7Ⅱ)

このレンズは焦点距離が55mmの単焦点レンズなので、どうしても似たような写真になってしまいます。

この辺りから少しの間、風が収まったようで、水面も綺麗に撮れるようになりました。

青い池7(SONYα7Ⅱ単焦点レンズ)

青い池遊歩道

青い池はこのような遊歩道と柵が完備されており、比較的安全に楽しむことができます。

f:id:matka1014:20160505182049j:plain

途中、ツアー客がぞろぞろと押し寄せてきました。人気沸騰中って感じですね。僕が青い池に滞在していた1時間ちょいの間に3団体のツアー客が訪れていました。しかも、朝9時くらいなのにですよ!

青い池9(SONYα7Ⅱ単焦点レンズ)

青い池を半周出来る感じで遊歩道は設置されているので、様々なアングルから写真を撮って見ると面白いと思います。

以上で、今回の青い池大撮影会は終了。

天気にも恵まれ本当に楽しかった。時間も忘れ、1時間以上は滞在していました。

緑深まる夏に青い池に行きたい

5月上旬という季節的に、まだまだ緑が寂しい時期でした。これが、夏場になると緑と青のコントラストを楽しむことが出来るようになります。青い池のベストシーズンは緑深まる時期から初雪の頃までです。

夏の青い池

初めて青い池を訪れた時の写真(Canon Kiss X4で撮影)。美瑛の夏は、本州と比べてかなり涼しいし、湿度が低いので、快適でした。

初冬の青い池も格別

初冬の青い池

青い池を前回訪れた時は、とてもラッキーな事に初雪の朝でした。カラマツの黄色い紅葉と初雪のコラボを見ることが出来て、メルヘンチックな雰囲気でした。一枚で秋と冬を表現できて大満足でした。(Canon EOS 70Dで撮影)

青い池を訪れる時の注意点

青い池を観光するなら、早朝が絶対オススメ!

ガチな場合は夜明けとともに訪れるくらいの気持ちで臨むと良いらしいです。

今回、掲載している写真はすべて、時期は違えど、早朝に撮影したものです。

理由1:早朝の太陽の光で、青く輝く

早朝は、青い池に逆光気味に太陽の光が降り注ぎます。水面でいい感じに光が反射し、より青く見えることが期待できます。

理由2:早朝は風が無いことが多い

無風ですと、水面が鏡のように綺麗で美しさ倍増です。

風がある日でも、風が止む瞬間があります。そのときをただ只管待つ。

それも有りな過ごし方です。

理由3:休みの日は駐車場周辺が大渋滞必至

青い池は大人気スポット。休みの日は駐車場周辺が大渋滞することもあります。

特にラベンダーの時期や夏休みは日中に数キロ以上の渋滞になることも。初めて青い池を訪れたのは7月の3連休2日目の午後だったのですが、大渋滞でその日の訪問はあえなく断念し、翌朝早くに再挑戦しました。

朝に再チャンレジしたところ、渋滞無しで駐車場まで到着できました。