欲しくて堪らなかったSONY α7シリーズ用の望遠レンズを購入しました!
購入したのは、ソニーのα7シリーズに対応したフルサイズEマウントのFE 70-200mm F4 G OSS(SEL70200G)です。
購入してから、約2ヶ月、色々なところに連れだしてそこそこ使い込んでみたので、レビューを書いていこうと思います。
- α7・α7Ⅱ用小三元レンズコンプリート!
- 望遠レンズSEL70200Gを購入した理由
- SEL70200Gのスペック
- SEL70200Gの外観レビュー
- 機能切り替えスイッチの説明
- フィルター径は72mmでSEL1635Zと同じ
- SEL70200G最大の特徴インナーズーム(伸びないレンズ)
- レンズフード有り
- α7Ⅱに装着
- 作例
- 最後に
α7・α7Ⅱ用小三元レンズコンプリート!
購入したSEL70200Gは、70mmから200mmの焦点距離に対応しています。そして、そのどの焦点距離でも絞りをF4で撮ることが出来ます。
どの焦点距離でもF4で撮れるレンズを小三元レンズと言います。
SONYのα7シリーズ(Eマウント)ですと、次の3本が小三元レンズになります。
- Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS(SEL1635Z)
- Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS(SEL2470Z)
- FE 70-200mm F4 G OSS(SEL70200G)
すでに、SEL1635ZとSEL2470Zは購入済みだったので、今回購入したSEL70200Gで小三元コンプリートとなりました!これで、一応、広角から望遠までF4通しで撮れる環境が整ったわけです。
望遠レンズSEL70200Gを購入した理由
広角(23mm)ではこうなる風景を。。。
望遠(200mm)でこういう風にぶち抜きたかったから。
例には美瑛の青い池をあげましたが、様々な場面場面で、全体像ではなくて一部をぶち抜きたいというキモチになることが多かったので、望遠レンズ購入を決心できました。
今回、SEL700200Gを購入して、個人的には大正解だったと確信しています。
予め、SEL70200Gの明確な購入目的をイメージ出来たからだと考えています。
SEL70200Gのスペック
- マウント:SONY Eマウント
- 最大径x長さ: 80mm x 175mm
- 重さ:840g(三脚座別)
- レンズ構成(群-枚):15-21
- 円形絞り:◯
- フィルター径:72mm
- レンズ内手ぶれ補正:◯
SEL70200Gの外観レビュー
SEL70200G(左)は、他の望遠レンズ同様、長さはそこそこ長いです。上記の写真のように、SEL1635Z(右)、SEL2470Z(中)と並べるとその差は歴然です。スッペク上の長さは175mmです。
SEL1635Z(右)とSEL2470Z(中)はZEISS(ツァイス)の文字が輝いていますが、SEL70200GはGレンズ。
そして、SEL70200Gの良いところは、筐体が白い部分が多い。白いレンズを使っていると、それだけで、ちょっと一端のフォトグラファーっぽく思えるから楽しいですよね。
斜め上から見てみるとこんな感じ。白い筐体にキャップが黒なのってすこしアンマッチな気がしますが、まあ良いでしょう。
機能切り替えスイッチの説明
カメラ装着部付近には様々なモードセレクトの物理ボタンが用意されています。
上から説明すると、①AF/MF切り替えスイッチ、②AF駆動距離選択スイッチ、③手ぶれ補正ON/OFFスイッチ、④手ぶれ補正モード切り替えスイッチです。
①AF/MF切り替えスイッチ
僕が所有している他のレンズには、フォーカスモードの切り替え物理スイッチは付いていませんので、カメラ内設定から切り変える必要があります。SEL70200Gは物理スイッチでフォーカスモード切り替えが可能なので便利。
②AF駆動距離選択スイッチ
すべての範囲でAF駆動させるか、無限遠点から3メートルの距離までAF駆動させるかを選択できます。AF駆動範囲を制限することでAF駆動動作が速くなると言われていますが、そんなに明確な違いを実感は出来ませんでした。
③手ぶれ補正ON/OFFスイッチ
手持ち撮影時ON、三脚撮影時OFFにするようにしています。
④手ぶれ補正モード
MODE1:通常撮影時用
MODE2:動き物撮影時用
僕は基本的にMODE1
勘の良い人は、もう一つスイッチが有ることに気付くでしょう。「G」のロゴの辺りにボタンスイッチがあります。
これは、フォーカスホールドボタン。このボタンを押している間はAFが駆動しません。
このボタンは自分の使い方ではまだあまり使いこなせていないです。
三脚座付属しています
付属の三脚座。
三脚座を付けるとこんな感じ。望遠レンズだとレンズ長が長くなる分、重心がレンズよりになるため、カメラ下部を三脚にセットするのではなく、三脚座を三脚にセットすることで安定して撮影できます。
フィルター径は72mmでSEL1635Zと同じ
フィルター径は72mmです。72mmという値は僕が一番使用するSEL1635Zとまったく同じ径なのでとても有り難いです。
というのは、僕は、SEL1625Z用のPLフィルター、NDフィルターを購入済みですので、それらフィルターをそっくりそのままSEL700200Gでも使用することが出来るのです。
SEL70200GでPLフィルターはあまり使用しませんが、NDフィルターは頻繁に使用するので、導入コストの節約になりました。
SEL70200G最大の特徴インナーズーム(伸びないレンズ)
焦点距離をワイ端の70mmに合わせた時と、テレ端の200mmに合わせた時の比較です。ご覧のとおり、望遠側の200mmにセットした場合でもびよーんと伸びることはありません。インナーズームという種類のレンズになるらしいです。画期的ですよね!
レンズフード有り
おわん型のレンズフードが付属しています。
α7Ⅱに装着
α7Ⅱに装着。カメラボディがコンパクトな分、レンズのでかさが際立っています。見た目だけで判断すると、α7Ⅱのアドバンテージであるコンパクトさを無にするようなレンズです。
カメラボディが600g、SEL70200Gが840gなので併せて約1.5kgの重さです。個人的には肩にかけていてもそんなに重くないです。
作例
PC上に残っている写真でSEL70200Gで撮影した枚数は約1000枚。消去した写真も含めるともっとあります。その中から何枚か、作例として最後に掲載しておこうと思います。自分の行動パターン上、風景メインになりますのはご了承ください。
※基本的にJpeg撮って出しです。
最後に
以上、SEL70200Gのレビューでした。本当に買って良かったと心から思っています。